Googleマップで調べた店舗に実際に来店した人は73%(TryHatchの調査・1,090名対象)。Googleビジネスプロフィール(GBP)の公式ヘルプは、ガイドラインに従っていないビジネス プロフィールは、停止または無効化される場合があり、プロフィールの回復が妥当であるとお考えの場合は、再審査を請求することができると書いています。

再審査請求を送る前に確かめること

クチコミ・写真・投稿に対するプロフィール単位の制限と、オーナー権限の問題(他人がオーナーになっている・長期間アクセスせず権限が取り消された)は、停止とは別の問題なので、この記事では扱いません。

公式ヘルプが挙げる原因の類型

類型 公式ヘルプの記述 結果
利用資格 営業時間内に顧客と直接対面でやり取りする必要があるお店やサービスが対象 対象外のビジネスはご利用いただけません
ビジネスが存在しない 指定したビジネス拠点にビジネスが存在しないと判断された場合 プロフィールは無効になります
私書箱が住所として設定されている 私書箱をビジネスの住所として設定している場合 プロフィールが停止されます
身元の変更 ビジネス名やカテゴリの大幅な変更など、一部の種類の編集 Google によって拒否されることがあります
ビジネス拠点の変更 物理的な実態が顧客体験に直結している場合(飲食店、宿泊施設、エンターテイメント施設など)のビジネス拠点の編集 拒否されます
アカウント単位の制限 ポリシーに繰り返し違反している場合 ビジネス プロフィールへのアクセスが制限されることがあります
アカウントが制限された場合 販売者のアカウントが制限されると そのアカウントに関連付けられているすべてのビジネス プロフィールが停止されます
他の Google サービス アカウントの制限 別の Google サービスのアカウントが制限を受けた場合(作成に使ったアカウントがそのサービスにも関連付けられているとき) ビジネス プロフィールが停止されることがあります

移転したときは、既存のプロフィールに閉業マークを付けたうえで、新しいビジネス拠点でビジネス プロフィールを作成する必要があります。ビジネス拠点は変わっていないものの、間違った住所を修正する必要がある場合は、Google に問い合わせます。別のビジネスがその場所で営業している、またはビジネスの内容が大幅に変更された場合は、以前のビジネスに閉業のマークを付け、名前は変更しないでください。

申し立て前チェックリスト

  • プロフィールがローカル ビジネス情報のガイドラインに従っていることを確認した
  • 住所が私書箱ではない
  • 店名と住所(NAP のうち Name と Address)が、証拠書類のビジネスの名前と住所と一致している
  • Google アカウントが無効・停止・削除されていない
  • ビジネスのオーナー確認が済んでいる(オーナー確認の手順)。オーナー確認が済んでいないプロフィールに追加されたコンテンツは、不承認となる場合があります
  • 再審査請求の審査中に、同じビジネスの新しいビジネス プロフィールを作成していない

再審査請求ツールで申し立てる手順

証拠書類を先にそろえる

証拠書類を再審査請求に添付するには、証拠書類のフォームを開いてから 60 分以内に送信する必要があります。

  • 正式な事業登録証
  • 営業許可証
  • 納税証明書
  • 事業用の公共料金の請求書(電力・電話・水・インターネットなど)

提出する証拠書類に記載されているビジネスの名前と住所が、再審査を請求するプロフィールと一致していることを確認します。

再審査請求を送信する

再審査請求の審査中は、同じビジネスの新しいビジネス プロフィールを作成しないでください。

  1. 再審査請求ツールを開きます。
  2. 再審査を請求するプロフィールに関連付けられた Google アカウントにログインしている場合は、[確認] を選択します。
  3. 再審査を請求するビジネス プロフィール、次に [続行] を選択します。
  4. 制限されたプロフィール、管理措置が取られた理由、違反したポリシーへのリンクを確かめます。
  5. 右下の [再審査請求を送信] を選択します。
  6. [送信] を選択します。
Googleビジネスプロフィールの停止と再審査請求: ガイドラインの確認、証拠書類の準備、再審査請求ツールで送信、60 分以内に証拠を添付、結果のメール、却下されたら追加審査のリクエスト、の 6 段で進む(出典: Google)
再審査請求の流れ

再審査請求の内容が Google で確認され、結果を記載したメールが送信されます。証拠書類は省略可ですが、公式ヘルプは再審査請求の論拠を強化するため、証拠書類を提出することを強くおすすめしています。

証拠書類を提出する

  1. 再審査請求を送信した後で [証拠を追加] を選択します。
  2. ビジネスの詳細を確認します。
  3. [書類をアップロード] で、[ファイルを選択] を選択します。プロフィールの復元が必要であると思われる理由を詳しく説明します。
  4. [送信] を選択します。

アカウントが制限されている場合と 10 件を超える場合

アカウントが制限されているとき

アカウントが制限されると、お客様が管理されているビジネス プロフィールは掲載が停止され、新しいプロフィールの作成および他のプロフィールの登録もできなくなります。制限を解除するには、[マイ アカウント] ページで理由を入力して再審査請求を送信します。アカウントの制限が解除されたら、ビジネス プロフィールの停止を解除するために、ビジネス プロフィールの再審査を請求することができます。

ビジネス プロフィールの作成に使われたアカウントが別の Google サービスにも関連付けられている場合、そのサービス アカウントが制限を受けると、ビジネス プロフィールが停止されることがあります。そのような場合は、ビジネス プロフィール以外のアカウントを復元してからプロフィールを復元する必要があります。委託先のアカウントが制限されれば配下の店舗も止まります。委託先を選ぶときは、解約時にGBPオーナー権限が自店舗に残るか確認しておきます。

Googleビジネスプロフィールの停止と再審査請求: プロフィールの停止は再審査請求ツール、アカウントの制限は「マイ アカウント」ページで先に解除、他の Google サービスの制限は先にそのアカウントを復元する(出典: Google)
止まっている単位と申し立ての入口

10 件を超えるプロフィールをまとめて申し立てるとき

再審査請求を送信した後に、10 件を超えるプロフィールに対して再審査請求を行うかどうかを確認するメッセージが表示されたら、[はい] をクリックします。各プロフィールの証拠書類とビジネス プロフィール ID を記載したスプレッドシートを添付します。再審査請求ツールでは、選択したプロフィールのステータスのみが変更されます。ツールで選択したプロフィールに対する再審査請求の結果が記載されたメール通知が 1 通だけ届きます。

結果の確認と、却下されたときの追加審査

ステータスの 5 種類

対象のプロフィールを選ぶと右側にステータスが表示されます。送信済み、承認済み、不承認、再審査を請求できません、再審査請求可能、の 5 種類です。審査にかかる日数は、公式ヘルプ「停止または無効化されたプロフィールを修正する」の範囲では書かれていません(期間の記述は証拠書類の 60 分以内だけ)。

却下されたら追加審査をリクエストする

適格性の追加審査の対象となるのは、回復リクエストが却下された場合のみです。追加審査のリクエストは、再審査請求ツールを使って行った再審査請求が却下されるまで送信できません。フォームでは、プロフィールが停止または無効になった日付、GBP の管理に使用している正式なメールアドレス、ビジネス プロフィール ID の入力が必須です。添付は、プロフィールと一致するビジネス名と住所が記載された事業登録証・営業許可証・納税証明書などの書類と、同じ会社名と住所の公共料金の請求書の 2 種類です。機密事項を含むビジネス文書は送らないでください。元の再審査請求では提出していなかった証拠を追加することができます。

送信後は、確認メールは送信されませんのでご注意くださいと表示され、回復リクエストの審査が完了し次第、Google チームから連絡が来ます。

回復したあとにやること

回復後のプロフィールで問題が発生している場合は、Google ビジネス プロフィール ヘルプから問い合わせます。削除された場合、オーナーと管理者は、プロフィールの回復を求めることができます。プロフィールが回復すると、そのオーナーおよび管理者の権限も回復します。コンテンツをプロフィールに投稿するには、まず停止されているプロフィールを復元する必要があります。

投稿・返信が2週間以上停止していた、複数店舗を運営している、のどちらかに当たるなら、運用体制を切り替える検討のタイミングです。オーナー権限を自店舗に残したまま、日々の運用を誰に任せるかを決める段階に、あなたは立っています。